ウェスの初録音 - The Wes Montgomery Trio

昨日、安富祖貴子さんに関しての記事を掲載しましたが、その後、気分が完全にJAZZモードになり、夜通しJAZZを聴いていました。

いろいろ聴いていもやはり最後に行き着くのはいつもウェス・モンゴメリーですね。

The Wes Montgomery Trio

インディアナポリスを訪れたキャノンボール・アダレイがウェスの演奏を聴きレコード会社に紹介したのが、初レコーディングのきっかけだったと言われています。このとき使用したギターとアンプはケニー・バレルから借りたもので、なんでも飛行機嫌いだったウェスは自分の楽器を飛行機に乗せたくなかったという説があります。

ずっと前から持っていたCDなのですが、ほとんど聴いていなかったので改めて聴いてみました。

固めのトーンでやたらと深くリバーブのかかったサウンドに違和感を感じますが、ケニー・バレルの楽器をウェスが弾いているという知識のおかげで、むしろ、貴重な録音だと、得した気分になります。

他のウェスのアルバムと比べると正直ちょっと物足りなさを感じてしまいますが、ユニークな、誰が聴いてもウェスにしか聴こえない、フレージングは健在です。バックグラウンドミュージックとして気楽に聴けそうだなと思いました。

Written in 2007-07-16
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