ギターアンプVOX Pathfinder 10 購入 (2012-05-07)
ギターアンプ "VOX Pathfinder 10" と愛器Fenderオールローズウッドテレキャスター
大村君の教則本購入後、愛器オールローズウッドテレキャスターを生音でペチペチ鳴らしていたらやっぱりアンプが欲しくなりました。最近のギターアンプはエフェクタ内臓などずいぶん高機能なものもたくさんあって迷いに迷いましたが、結果、もっともシンプルなこの VOXのPathfinder 10をAmazonで購入しました。視聴もしないでネット購入というのはちょっと不安もありましたが、このアンプに関してはどこのサイトでも褒めちぎっていて(笑)、低価格5,000円にも賭けの意味も込めて決めました。
結果、大満足です。何よりも素直なクリーントーンは、楽器本来の鳴りを聴かせてくれます。愛器のテレキャスはいつもフロントのハムバッカーしか使っていなかったのですが、セレクタをセンターにしてシングルコイルも加えてやると心地良いナチュラルトーンになりました。やっぱりシングルコイルがあった方がピッキングの微妙なニュアンスも表現できるんですね。
それと、Overdriveに切り替えると思っていたよりキツい歪みだったので驚きました。クリーントーンは最高、歪みは全然ダメ
、というネット評価でしたが、歪みもそれほどひどくはないですよ(笑)。
おまけで、
ZOOM DRIVER 5000
高校生の頃に購入したエフェクタ ZOOM DRIVER 5000 です。今回埃まみれだったこいつを復活させてみました。っていうか、こいつやっぱりすごい!モードを "STACK 1" にすると家に居ながらマーシャルアンプをガンガン鳴らしているような錯覚さえ憶えます。今はもう売ってないんじゃないでしょうか。
Ain't No Mountain High Enough (2009-05-06)
オリジナルは Marvin Gaye & Tammi Terrel のデュエット、映画 "天使にラブソングを 2" のエンディングテーマに使われたことでさらに知られるようになった曲だそうです。私の場合、実はどちらのバージョンも先ほどネット検索して初めて聴きました...。
- YouTube - MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL "Ain't no Mountain High Enough"
- YouTube - Ain't no Mountain High from the "Sister Act 2"
ミュージカルにハマって以来、今さらながら歌詞も気にするようになりました。
"越せない高い山なんてない 深い谷なんてない ...
"、元気と勇気が湧いてきてこの先のどんな苦難でも立ち向かっていける、そしてそれを乗り越えられるような気がしてきます。
friends / 綾戸智絵
- TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS
- SPINNING WHEEL
- HERE,THERE AND EVERYWHERE
- SUPERSTAR
- THE MAN I LOVE
- EVERY BREATH YOU TAKE
- AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
- SENTIMENTAL JOURNEY
- CARAVAN
- LA MER
- BIG CITY
- ’ROUND MIDNIGHT
- AUTUMN LEAVES
- EL CONDOR PASA(IF I COULD)
ゴスペルとしても歌われる Ain't No Mountain High Enough ですが、この録音はまさに "ゴスペルってこういう雰囲気なんだろうなぁ" とわかる演奏です。
どうやって集めたのかよくわかりませんが素人さんらしい人総勢60人がメインで歌い、綾戸さんご本人は盛り上げ役に徹してします。うまいとか下手ではなくみんな思いっきり自分をさらけ出して歌っているのがすごく感動的で大好きです。
別アルバムでの言葉ですが、このクワイヤーたちについて綾戸さんは、60人集めたんではなくて、みんながひとりひとり集まって60人。そんな風に聞こえたらうれしいなぁ。
と書いています。個性の尊重いう言葉を連想させられる録音です。
マリーン sings 熱帯JAZZ
- マシュ・ケ・ナダ
- フォーリン・ディープ
- ネヴァー・キャン・セイ・グッド・バイ
- ケ・イシステ
- アイル・ネヴァー・フォール・イン・ラヴ・アゲイン
- エイント・ノーバディ
- エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ
- マジック
- クッド・イット・ビー・マジック
アルバムのコンセプトをラテンと勝手に解釈してしまっているせいかもしれません、Ain't No Mountain High Enoughのトラックについてだけいえば、もうちょっとラテンっぽさがほしいと思いました。きっとオリジナルのイメージを崩さないようにアレンジしたのだと思います。
情熱的な歌いっぷりが印象的なマリーン。ラテン・ナンバーが中心のこのアルバムの発表はやっぱり嬉しいです。前作 ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station ほど刺激的ではなかったけど、ずっと変わらないマリーンがまだこれから先も聴くことができると確信を持つことができました。
Soul Grooves / Paul Bollenback
- Too High
- Papa Was a Rolling Stone
- 'Til Tomorrow
- Beautiful Garden
- Blues for Joe D.
- My Girl
- Ain't No Mountain High Enough
- From a Dream
- (Sittin' On) The Dock of the Bay
- Visions
Ain't No Mountain High Enough - 歌詞の内容だけでなくこのタイトル名さえ無関心だったことに今とても反省しています。でも、それもこれもこのポール・ボーレンバックのギタープレイがかっこいいからいけないんです!
ポール・ボーレンバックは、学生時代もしかしたらウェス・モンゴメリーの次にたくさん聴いたギタリストかも知れません。強めのピッキングがフルアコらしい鳴りをこれでもかと聴かせてくれ、開いた口がふさがらないほどの超絶テクニックを披露し、しかし、音楽的にもセンスの良いフレーズをたくさん聴かせてくれるギタリストです。ちょっと誉めすぎかも...。
ポール・ボーレンバック (guitar)、ジョーイ・デフランセスコ (organ)、ジェフ・ワッツ (drums) のトリオに、ホーンセクションを加えた編成での録音です。8ビートで演奏されることが多いAin't No Mountain High Enoughですが、この録音ではいかにもジャズ・ミュージシャンらしい流れるような16ビートで聴かせてくれます。
これぞミュージシャン魂 - What’s Jazz?-STYLE- / akiko (2009-04-25)
発表するアルバムはどれもユニークで明確なコンセプトを持っているakikoさんですが、What’s Jazz?-STYLE-はその中でもakikoさんのミュージシャン魂が垣間見えるアルバムです。
What’s Jazz?-STYLE- / akiko
"What’s Jazz?-SPIRIT-"と双頭発売というコンセプトも面白いですが、ミーハーな私は、古き良きスタイル
のこちらのアルバムの方が好きです。
・・・ 一つだけ言わせてもらうけど 私だって、古いジャズを愛しているのよ でも私は『今』を生きている 私にとって『ジャズ』とは スピリットのこと 『ブルース』や 『ソウル』や 『ロック』と同じようにね それがジャズよ だから私はこうしてジャズを歌っているの そしてこれからも 私が『ジャズ』だと感じるものを歌うのWHAT'S JAZZ?より(歌詞対訳:akiko)
ご自分の気持ちをストレートに表現しているように思えて、最後の 私が『ジャズ』だと感じるものを歌うの
は特に好きです。
また、JAZZ ~ INTORODUCING "HOW HIGH THE MOON"も面白い。コード進行はHOW HIGH THE MOON、歌詞はakikoさんオリジナル。 エラはこんな風にキュートに歌ってるわ
と名盤Ella in Berlinで聴けるスキャットを歌ったり、この有名なナンバーと、これをジャズ・ジャイアンツがどんな演奏してるかを紹介しています。すごく聴き入っちゃいます。
akikoさんの他のアルバムもお洒落でスタイリッシュで好きでしたが、このアルバムで、ミュージシャンakikoさんその人が好きになりました。
What a Wonderful World - この素晴らしき世界 (2008-02-17)
ケイコ・リーさんのストリングスアルバム"Day Dreaming"。
最後のトラックに名曲"What a Wonderful World"が入っています。元々はこのアルバム発売前にリリースされたミニアルバム"What a Wonderful World"の録音です。その録音からストリングスを外したバージョンがボーナストラックとして入っています。ミニアルバムの方は既に廃盤になってしまったのでしょうか?Amazon.co.jpで検索しても出てこなかったのですが...。
普段歌詞など意識しないで曲を聴いている私ですが、ケイコ・リーさんの歌うこの曲を聴いていたら不思議と"どんなことを歌ってるんだろう"と思い、歌詞を読みながら聴き直してみました。なんて素晴らしい世界なんだろう
。素直にそう思いました。すべて漏らさず聴き取りたいとヘッドフォンまで出して夜中まで何度も聴いたのを覚えています。
I hear babies cry, I watch them grow They'll lean much more than I'll ever know And I think to myself what a wonderful world
"Wonderful World"っていったいどの世界のことかと思ったら、"今私達が在る、この世界のこと"だったんですね。青い空、白い雲、それってすごくワンダフルなんです。そう思うと自然と心が晴れるというか、清清しい気持ちになります。空気を吸うだけで感謝したくなります。街ですれ違う人たちみんな尊敬するし愛することもできます。
"tamKore, Fired Pride Joint Concert" in Club IKSPIARI (2008-01-14)
1月12日、元PEARLの田村直美と、ロック、フィージョン系ギタリスト是方博邦によるデュオ"tamKore"と、私が死ぬほど大好きな"フライド・プライド"のジョイント・コンサート。最初にtamKore、次にフラプラ、最後は4名での演奏。とっても贅沢!っと言いたいですが、もっとたくさんの曲を聴きたかったのが正直なところ。とはいえ、夜7時からの開演で終わってみたら10時、あっという間のひと時でした。
Club IKSPIARI
会場は、舞浜のショッピングモールIKSPIARIの最上階にあるライブハウス、Club IKSPIARI。客席は広々と贅沢にテーブルが配置され、隣の人と肘がぶつからないか気を使うこともなく、ゆったりと音楽を楽しめます。ただ、事前の予約数でテーブル配置を決めているんでしょうか、広いスペースが逆に客が疎らに見えて、フラプラの客参加型ライブではいまいち盛り上がりにくいかなと思いました。
WORDS WTIH WINGSの最後に"GOOD MUSIC!"という声と同時に、立ち上がってサタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタのポーズを要求されましたが、私は立ち上がれなかった...。隣のテーブルの一人で来てる女の子は超ノリノリでやってて、ファンとして反省してます。やはりライブは客も一緒に参加して作り上げるものですよね。
2人の超絶ギタリスト
横田さんのガットギターのボディを叩いて鳴らす、パーカッション奏法、と呼ぶのかわかりませんが、はライブ会場ではすごく響くのでその迫力に驚きました。カッコいいけど私のような素人が真似したらギター壊しそうです。
あと、是方さんってサムピックを使ってるんですね。サムピックってダサいイメージしかなかったけど、ハイポジションでチョーキングする時の是方さん姿は超カッコよかったです。横田さんが指摘した、ジェフ・ベックのブロウ・バイ・ブロウのジャケット張りの膝の角度もそうですが、ウェス・モンゴメリーのような右手の形で、他の弦をミュートしながら一気に弾き切るのは観ててもすごく気持ちいいです。
横田さんと是方さんは、電話で話しすることはあったけど実際に会うのは今日が初めて
とのこと。っということは、リハーサルも当日のたった一回。プロの世界ってそういうものなのか、と改めてすごいなぁと思いました。