LOKIN' FOR... / SPLASH I
中学1年のときに買った "SPLASH" というグループのCDを紹介します。
小中学生の頃、レコードやCDって自分にはすごく高価なもので、少ないお小遣いを、貯めて貯めてやっと買えたって感じでした。だから、いざレジへ手にしたCDを持っていくときなんか、それこそ、清水の舞台から飛び降りるつもり
の覚悟が必要だったし、買った後は妙な安堵感と、まるで何かを成し遂げたかのような満足感がありました。
このCDは、そんな思い入れのある大切な一枚なんです。
LOKIN' FOR... / SPLASH I
"ズキュ~ン!" と鳴らすハードロック/ヘヴィメタル系のギターサウンドと純粋で綺麗な声の女性ヴォーカル、このギャップが印象的です。素直な歌い方、というと語弊があるかもしれませんが、ヴォーカルの泉本教子さんの歌声は、今聴いてもすごく惹きつけられます。
一方のギターは、楽曲の中間だけでなく最後にも、これでもかといわんばかりに弾きまくってくれます。しかもそのギターソロ時間はやたら長い(笑)。ギター好きには堪りません。当時の自分はちょうどロックギターに憧れ始めていた頃だったので、将来こんなバンドできたらいいなぁ、なんて想いながら聴いていました。
このアルバムは、アルフィーの高見沢俊彦さんがプロデュースしていて、楽曲の提供も4曲しています。ただ、これらの曲、自分は好みじゃないっす..。良くも悪くも「アルフィーだなぁ」って思っちゃいます。
このCDを買うきっかけは、小学校6年生のときに観た、映画 "孔雀王" のサウンドトラックです。映画では、4曲目 WAITING FOR YOUR LOVE が使われています。確か安田成美さんとユン・ピョウがディスコで踊るシーンでした。よく覚えてるなぁ、オレ(笑)。あ、そういえば、アシュラ役のグロリア・イプって子、かわいかったなぁ..(笑)。当時12歳の自分にとって憧れの綺麗なお姉さんって印象でした。映画館で買ったプロマイド、どこか行っちゃいましたね...。