オーディオ環境改善 - デノンPMA-2000AE, DCD-1650AE

以前から使っていた貰い物のSUNSUIのアンプは、電源投入時小さい音で鳴らそうとすると片側のスピーカが鳴らないなどあり、ずっと新しいのがほしいなぁと思っていました。ボーナスが出た後、ほとんど勢いでオーディオショップへ行き、その日に購入してしまいました。

下段・左がPMA-2000AE、上段の下にあるのがDCD-1650AEです。

プリメインアンプPMA-2000AE

第一印象は、静かです。出力が小さいということではなく、音量を上げても喧しさが一切無いということです。お店では上級機種PMA-S11も視聴しましたが、その傾向が強くなる印象を持ちました。ただ、この違いが価格差20万かぁとか考えてしまい、ケチってこのPMA-2000AEを選びました。

オーディオ雑誌などでよく、情報量が多いという表現が使われています。それは再生可能な周波数帯域すべてを鳴らしてくれることを意味しているのでは、と今回思いました。静かという印象は、今まで聴いていたSANSUIの音が中域音が弱く、所謂ドンシャリサウンドに近い鳴りで、音が硬く聴こえていたからなのではないかと思います。

SACDプレイヤーDCD-1650AE

最近買う、特にクラシック系の、ディスクのほとんどがSACD/CDハイブリットディスクで、なんか損してる気がしていたので、これも!、と本当に勢いで...、と買ってしまいました。

アンプの変更がインパクトが強く、プレイヤーの方は正直どれだけ音が良くなったかはわかっていません。試しに前のmarantzに繋ぎ代えてエッシェンバッハ/フィラデルフィアのマーラー第6交響曲を聴き比べて見ると、DENONの方がそれぞれの音がより鮮明に聴こえました。これが色眼鏡なしで聴けたかどうかは自分ではわかりませんが...。

早速聴いたディスク

マーラー交響曲第6番イ短調 悲劇的 / エッシェンバッハ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
お店に持っていって視聴させていただいたSACDです。第一楽章冒頭から金管楽器が活躍する曲ですが、このアンプ・プレイヤーでは迫力はそのままに上品かつ壮大な演奏という印象です。
マーラー交響曲第6番イ短調 / 大植英次指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団
シロフォンやトライアングルなどの打楽器群や弦のピチカートのような、硬めの高音成分の強い音がとても臨場感溢れていて聴こえました。演奏そのものが野性味を帯びていることもあり、ゾクゾク・ワクワク楽しめます。
マーラー交響曲第9番 / 小林研一郎指揮、日本フィルハーモニー交響楽団
私が行こうかどうしようか迷っているうちに気づいたら過ぎてしまった、今年2007年1月サントリーホールで行われたコンサートのライブ録音です。演奏を聴いてみて、やっぱり行っとけばよかったぁと後悔しています。
全体的にとても丁寧な演奏という印象を持ちました。

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Written in 2007-07-01
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