no day but today - ミュージカル『RENT』
元々はFRIED PRIDEのShihoさんがミュージカル初出演すると聞きつけ「これは観に行かなければ」と出会ったのがきっかけです。
昨年2008年末にその日本人キャストの『RENT』を観劇し、映画DVDを観てから徐々にハマりだし、ここ最近はほぼ毎日のようにサントラCDやDVDを見聞きしています。「もう一度ステージを観たい!」と思ったころには全公演終了してしまっていて辛いです...。
52万5,600分 1年をあなたはどう計る? ・・・ 愛はどうだろう? 愛で計ろう シーズン・オブ・ラブSeasons of Loveより (YouYube動画へ)
照れ臭くて赤面しちゃうような台詞なのに、美しいメロディーとハーモニーに乗ると、すっと受容れられてしまうから歌って不思議ですね。
拡大解釈かも知れないけど、「52万5,600という瞬間、その瞬間をあなたはどう過ごしていますか?」と言われているような気がして...。毎日をなんとなく過ごしている自分にとっては、本当にきついメッセージです。「なんか今週、長くね?」なんて、おめでたいこと言ってないで(笑)、1日1日を意義のあるものにしないといけませんね。
[Blu-ray] RENT
メインキャストのほとんどがブロードウェイ・オリジナル、ミュージカル映画としてはむしろ珍しいのでは?と思うキャスティングでの映画です。ステージ版のイメージを壊さないというコンセプトもあるようですが、初演当時を知らない自分にとってはオリジナルキャストかどうかはどうでもいいことです。
とはいっても、この映画が素晴らしいことには変わりません。
自分を追い返すロジャーに向かって、There's only us. There's only this...
と訴えるように歌うミミの表情には胸がキュンとなるし、I'll cover youを歌うエンジェルとトム・コリンズの二人も本当に幸せな気分にさせられます。
真冬のニューヨークが舞台で、役者も寒そうで大変だなぁなんて思っていたら、実は白い息のほとんどがCGだと知って...、なんでぇ、心配して損した!とか思っちゃいました(笑)。
[Blu-ray] Rent: Filmed Live on Broadway
ブロードウェイ版RENTの千秋楽LIVE映像です。臨場感たっぷりの映像で、自分もその場にいるかのような興奮が体感できます。明らかにステージ上から撮影したと思われるカメラアングルから、おそらく観客抜きでの撮影も行われたと思われます。
ミミのOut Tonightは超かっこいい! 映画版でのミミ役ロザリオ・ドーソンは影が薄いという批評を読んだことがありますが、確かにこの映像を先に観たら自分もそう思ったかも知れません。観客を前にしてのステージはやはり、"SHOW"なんですね。
2009年3月現在では、輸入版のディスクしかないため日本語字幕はありません。映画ではカットされている音楽もあるので、日本語ブックレットが付いている国内版ブロードウェイオリジナルキャストのサウンドトラックも、自分には必須です(笑)。 現在では、日本語字幕が出る DVD / BD が発売してるみたいです。