Ain't No Mountain High Enough
オリジナルは Marvin Gaye & Tammi Terrel のデュエット、映画 "天使にラブソングを 2" のエンディングテーマに使われたことでさらに知られるようになった曲だそうです。私の場合、実はどちらのバージョンも先ほどネット検索して初めて聴きました...。
- YouTube - MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL "Ain't no Mountain High Enough"
- YouTube - Ain't no Mountain High from the "Sister Act 2"
ミュージカルにハマって以来、今さらながら歌詞も気にするようになりました。
"越せない高い山なんてない 深い谷なんてない ...
"、元気と勇気が湧いてきてこの先のどんな苦難でも立ち向かっていける、そしてそれを乗り越えられるような気がしてきます。
friends / 綾戸智絵
- TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS
- SPINNING WHEEL
- HERE,THERE AND EVERYWHERE
- SUPERSTAR
- THE MAN I LOVE
- EVERY BREATH YOU TAKE
- AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
- SENTIMENTAL JOURNEY
- CARAVAN
- LA MER
- BIG CITY
- ’ROUND MIDNIGHT
- AUTUMN LEAVES
- EL CONDOR PASA(IF I COULD)
ゴスペルとしても歌われる Ain't No Mountain High Enough ですが、この録音はまさに "ゴスペルってこういう雰囲気なんだろうなぁ" とわかる演奏です。
どうやって集めたのかよくわかりませんが素人さんらしい人総勢60人がメインで歌い、綾戸さんご本人は盛り上げ役に徹してします。うまいとか下手ではなくみんな思いっきり自分をさらけ出して歌っているのがすごく感動的で大好きです。
別アルバムでの言葉ですが、このクワイヤーたちについて綾戸さんは、60人集めたんではなくて、みんながひとりひとり集まって60人。そんな風に聞こえたらうれしいなぁ。
と書いています。個性の尊重いう言葉を連想させられる録音です。
マリーン sings 熱帯JAZZ
- マシュ・ケ・ナダ
- フォーリン・ディープ
- ネヴァー・キャン・セイ・グッド・バイ
- ケ・イシステ
- アイル・ネヴァー・フォール・イン・ラヴ・アゲイン
- エイント・ノーバディ
- エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ
- マジック
- クッド・イット・ビー・マジック
アルバムのコンセプトをラテンと勝手に解釈してしまっているせいかもしれません、Ain't No Mountain High Enoughのトラックについてだけいえば、もうちょっとラテンっぽさがほしいと思いました。きっとオリジナルのイメージを崩さないようにアレンジしたのだと思います。
情熱的な歌いっぷりが印象的なマリーン。ラテン・ナンバーが中心のこのアルバムの発表はやっぱり嬉しいです。前作 ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station ほど刺激的ではなかったけど、ずっと変わらないマリーンがまだこれから先も聴くことができると確信を持つことができました。
Soul Grooves / Paul Bollenback
- Too High
- Papa Was a Rolling Stone
- 'Til Tomorrow
- Beautiful Garden
- Blues for Joe D.
- My Girl
- Ain't No Mountain High Enough
- From a Dream
- (Sittin' On) The Dock of the Bay
- Visions
Ain't No Mountain High Enough - 歌詞の内容だけでなくこのタイトル名さえ無関心だったことに今とても反省しています。でも、それもこれもこのポール・ボーレンバックのギタープレイがかっこいいからいけないんです!
ポール・ボーレンバックは、学生時代もしかしたらウェス・モンゴメリーの次にたくさん聴いたギタリストかも知れません。強めのピッキングがフルアコらしい鳴りをこれでもかと聴かせてくれ、開いた口がふさがらないほどの超絶テクニックを披露し、しかし、音楽的にもセンスの良いフレーズをたくさん聴かせてくれるギタリストです。ちょっと誉めすぎかも...。
ポール・ボーレンバック (guitar)、ジョーイ・デフランセスコ (organ)、ジェフ・ワッツ (drums) のトリオに、ホーンセクションを加えた編成での録音です。8ビートで演奏されることが多いAin't No Mountain High Enoughですが、この録音ではいかにもジャズ・ミュージシャンらしい流れるような16ビートで聴かせてくれます。