気になるミュージカル - "サンセット大通り"
"サンセット大通り" は、1948年に公開されたハリウッド映画で、1993年にアンドリュー・ロイド=ウェバーによってミュージカル化された作品です。ちょっと調べた限りでは日本語による上演は行なわれたことはないようです。
2012年6月16日より赤坂ACTシアターにて日本初上演。(2012年2月10日訂正)
後述のDVDを観てから、とても魅力的な音楽が頭から離れず、理解半分のまま輸入版のCDを聴いていました。今日、ハリウッド映画 "サンセット大通り" を観てそのストーリーをちゃんと(?)知ることができました。改めてオリジナル・キャスト・レコーディングのCDを聴くと、ますますこのミュージカルへの関心が止まらなくなりました。
ネット検索すると2005年にこのミュージカル版 "サンセット大通り" が映画化されるというニュースがあったそうです。その話はボツになっちゃったのかなぁ...。
[DVD] ロイヤル・アルバート・ホール セレブレーション
このミュージカル作品を知るきっかけになったDVDです。
アンドリュー・ロイド=ウェバー50歳の誕生日に開かれたリサイタルです。豪華ゲストが勢揃い!
みたいなキャッチコピーが書かれていますが、日本で名前が知られているのはサラ・ブライトマンぐらいだし、国内版DVDにもかかわらず歌詞対訳も曲の解説もまったくない、ちょっと不親切なDVDです。でも、パフォーマンスは最高です。自分が知らないだけで出演者はやっぱり超一流なんですね。
[CD] Sunset Boulevard (1993 Original London Cast)
国内版も発売されたようですが、今となっては入手困難のため、私は泣く泣く輸入版を買いました。分厚いブックレットは、歌詞だけでなく台詞や場面設定に関する記述まであり、ほとんど台本です。しかし当たり前ですが、それらすべては英語で書かれていて、自分はそれら全部を読む気力がありません...。
I am big. It's the pictures that got small
など台詞の大部分が原作と同じなんですね。原版ハリウッド映画のシーンを思い出しながら聴くとますますこの音楽の説得力が増します。
アンドリュー・ロイド=ウェバーのほかの作品 "ジーザス・クライスト=スーパースター" や"エビータ" からも、この人の着眼点はいつも共通したものがあるなと思いました。