エンターテイナー Kristin Chenoweth
ミュージカル "Wicked" の初代グリンダ役、Kristin Chenoweth (クリスティン・チェノウェス)。人気海外ドラマ "gree" でもコミカルで可愛らしい人柄が印象的でした。
アパートの部屋番号14G(14階-G)に引っ越してきたけど、13階にはオペラ歌手、15階にはジャズ・シンガーが。うるさくって寝れやしない!と歌っているそうです。一人三役を歌い分ける彼女のショーは本当に楽しいし、何よりもその技術に感服させられます。彼女こそエンターテイナーでしょう。
天性の声と、並々ならぬ努力で得たであろう確かな歌唱力、さらにはご自分の "売り" を的確に把握しているから、こんな楽しいショーが提供できるんでしょうね。
Kristin Chenoweth の音楽CD
ご本人名義の音楽CDは、現在以下の4枚です。(2013年2月11日 更新)
Let Yourself Go With Rob Fisher and the Coffee Club Orchestra
2001年発表、初の本人名義のアルバム。フルオーケストラをバックに、"一昔前" 的な、ジャズ風の曲調のミュージカル・ナンバーにオリジナルも加えた、彼女のコミカルな人柄がそのままの、楽しいアルバムです。冒頭で紹介した動画 The Girl in 14G もこのアルバムに入っています。
As I Am
2005年発表。私が最初に買った、かつ一番お気に入りのアルバムです。ミュージカル "Wicked" のCDや上述のコンサート映像から、「ずっとこんな調子だったら聴くのも疲れそうだなぁ」と恐る恐る買ってみました。結果は至って普通(?)、スローバラード中心のポップスアルバムでした。最初は物足りなさを感じましたが、一曲、一曲、丁寧に歌い上げる彼女の歌声はまさに天使の声です! UPON THIS ROCK のどこまでもどこまでも上がっていく高音は必聴です。
ボーナストラックの Taylor, The Latte Boy は、YouTubeの動画でも観ることができます。観客の反応から楽しい曲なんだろうなぁっとわかったのですが...、何を言っているのかわからないのが悔しいです。
Lovely Way to Spend Christmas
2008年発表のクリスマス・ソング集。季節ものだし..、と思って買うタイミングをはかっていたこのアルバム。ドラマ "gree" で歌う彼女を観て "やっぱりいいなぁ!" と、結局、季節関係なく買ってしまった(笑)。
聴いているだけで顔がほころんでくる美しいナンバーが詰まった1枚です。カーペンターズの Sing や ルイ・アームストロングの What A Wonderful World もあり、クリスマス時期にしか聴けないと思っていたら大間違いです。
Some Lessons Learned
2011年発表のカントリー・ミュージック・アルバム。Kristin は終始ナチュラル・ヴォイスで歌い上げています。彼女のソプラノ・ヴォイスも好きですが、ノリノリでワイルドに歌うこの声も今では大好きです。ドラマ "gree" で彼女を知った人はこのアルバムから入るのがおすすめ。