What a Wonderful World - この素晴らしき世界 (2008-02-17)
ケイコ・リーさんのストリングスアルバム"Day Dreaming"。
最後のトラックに名曲"What a Wonderful World"が入っています。元々はこのアルバム発売前にリリースされたミニアルバム"What a Wonderful World"の録音です。その録音からストリングスを外したバージョンがボーナストラックとして入っています。ミニアルバムの方は既に廃盤になってしまったのでしょうか?Amazon.co.jpで検索しても出てこなかったのですが...。
普段歌詞など意識しないで曲を聴いている私ですが、ケイコ・リーさんの歌うこの曲を聴いていたら不思議と"どんなことを歌ってるんだろう"と思い、歌詞を読みながら聴き直してみました。なんて素晴らしい世界なんだろう
。素直にそう思いました。すべて漏らさず聴き取りたいとヘッドフォンまで出して夜中まで何度も聴いたのを覚えています。
I hear babies cry, I watch them grow They'll lean much more than I'll ever know And I think to myself what a wonderful world
"Wonderful World"っていったいどの世界のことかと思ったら、"今私達が在る、この世界のこと"だったんですね。青い空、白い雲、それってすごくワンダフルなんです。そう思うと自然と心が晴れるというか、清清しい気持ちになります。空気を吸うだけで感謝したくなります。街ですれ違う人たちみんな尊敬するし愛することもできます。
"tamKore, Fired Pride Joint Concert" in Club IKSPIARI (2008-01-14)
1月12日、元PEARLの田村直美と、ロック、フィージョン系ギタリスト是方博邦によるデュオ"tamKore"と、私が死ぬほど大好きな"フライド・プライド"のジョイント・コンサート。最初にtamKore、次にフラプラ、最後は4名での演奏。とっても贅沢!っと言いたいですが、もっとたくさんの曲を聴きたかったのが正直なところ。とはいえ、夜7時からの開演で終わってみたら10時、あっという間のひと時でした。
Club IKSPIARI
会場は、舞浜のショッピングモールIKSPIARIの最上階にあるライブハウス、Club IKSPIARI。客席は広々と贅沢にテーブルが配置され、隣の人と肘がぶつからないか気を使うこともなく、ゆったりと音楽を楽しめます。ただ、事前の予約数でテーブル配置を決めているんでしょうか、広いスペースが逆に客が疎らに見えて、フラプラの客参加型ライブではいまいち盛り上がりにくいかなと思いました。
WORDS WTIH WINGSの最後に"GOOD MUSIC!"という声と同時に、立ち上がってサタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタのポーズを要求されましたが、私は立ち上がれなかった...。隣のテーブルの一人で来てる女の子は超ノリノリでやってて、ファンとして反省してます。やはりライブは客も一緒に参加して作り上げるものですよね。
2人の超絶ギタリスト
横田さんのガットギターのボディを叩いて鳴らす、パーカッション奏法、と呼ぶのかわかりませんが、はライブ会場ではすごく響くのでその迫力に驚きました。カッコいいけど私のような素人が真似したらギター壊しそうです。
あと、是方さんってサムピックを使ってるんですね。サムピックってダサいイメージしかなかったけど、ハイポジションでチョーキングする時の是方さん姿は超カッコよかったです。横田さんが指摘した、ジェフ・ベックのブロウ・バイ・ブロウのジャケット張りの膝の角度もそうですが、ウェス・モンゴメリーのような右手の形で、他の弦をミュートしながら一気に弾き切るのは観ててもすごく気持ちいいです。
横田さんと是方さんは、電話で話しすることはあったけど実際に会うのは今日が初めて
とのこと。っということは、リハーサルも当日のたった一回。プロの世界ってそういうものなのか、と改めてすごいなぁと思いました。
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演奏中CDのディスプレイなどに - ナガオカ CDスタンド クリアーブルー (2008-01-13)
TOWER RECORDS新宿店で、店員さんに「6,000円以上のお買い上げで200ポイントサービスなのですが、今5,990円なんです。」っと言われ、レジ横の乾電池やキーホルダなどのGOODSから、写真のナガオカ CDスタンド クリアーブルーを買いました。
以前からこの写真のように、今聴いているCDを飾ったりしてみたいなぁっと思っていました。ジャズが聴ける飲み屋さんでときどき見ますよね。
半透明プラスティックの台に溝があり、そこへ挿し込まれたCDケースは少し後ろ倒れたところで留まる機構になっています。だから、急いでCDケースを取ろうとするとスタンドもいっしょに付いてきてしまったり、私のように頻繁に乗せ換える使い方をする場合は慣れが必要かも知れません。
優雅に歌うコントラバス - ゲリー・カー (2008-01-06)
Brown Soft Shoe - Remembering Ray Brown
- 参加アーティスト
- ゲリー・カー (solo bass)、カーエル・ローシン (piano)、アレックス・オルソン (bass)、ジョエイ・スミス (guitar)
- トラック
-
- ブラウン・ソフト・シュー
- マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ
- ラッシュ・ライフ
- トリステ
- ステイ・イン・タッチ
- ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ
- シュート・ザ・ユニコーン
- ア・フラワー・イズ・ア・ラブサム・シング
- アウト・オブ・タイム/アウト・オブ・マインド
- ミッドナイト・サン
- アリス・イン・ワンダーランド
- ウィロー・ウィープ・フォー・ミー
- ノー・モア・ブルース(想いあふれて)
ジャズベーシスト、故レイ・ブラウンへ捧げたジャズスタンダード集。テーマはほとんど崩さず丁寧に、ソロは他のメンバーが担う。否が応でも名盤ジョン・コルトレーン & ジョニー・ハートマンを思い起こされます。
真っ先に思うことは、歌心。歌詞のついた歌だから、なおさら、単なる"演奏"ではなくコントラバスが歌っていると感じます。そして聴こえてくるその声は、気品に溢れていて、しかし、堂々と威厳を持っていて、かつ、優雅。コントラバスの魅力を堪能できます。
ただ、ご本人も白状しているように、その歌にはジャズっぽさは感じられないかも知れません。
コンサート後にレイは「あの若造に少しでも魂があったら、俺たちゃ失業しちまうな」と言っていたそうだ。それを聞いた僕はすっかり落ち込んでしまったんだが、後で彼にそのコメントのことを訊いてみたら、彼はこう言った。「ああ、たしかそんなことを言ったなあ、だけどおれが言った"魂 (ソウル)"という言葉は、ブルース、ブルースって意味さ。ブルースを感じられたら、お前はとんでもないジャズプレイヤーになるぜ」
CDのブックレット、ゲリー・カーの言葉より
オールローズウッドテレキャスター (2007-11-25)
現在、所持しているオールローズウッドのテレキャスターの写真です。
オールローズウッド、つまり、木材部分の材質がすべてローズウッド。フロントピックアップがハムバッカーに代わっていますが、元々はシングルコイルです。私が見つけたときには既にハムバッカーに代わっていました。元々はお店の人が所有していたもののようです。
マイク・スターンが好きでフロントハムのテレキャスに憧れていました。こいつを見つけたときこれは!
っと即購入。生まれて初めてローンを組みました。22歳の夏のことだったと思います。確かその後に慌ててバイト探ししたと記憶しています(笑)。
買った当時は周りから、地味だ地味だと言われ馬鹿にされましたが(笑)、鳴りの素晴らしさはみんなが認めてくれています。購入後、ジャジーな音に憧れ、ミドルレンジ強めにモコモコいわせていましたが、この楽器本来の鳴りを引き出すには、JC-120など固めのトーンが得意なアンプで鳴らす方が、抜けが良く、シャキッとして良いかも知れません。
フィンガーボードもローズウッドですが塗装がされています。フレット交換が必要なのですが、交換には塗装し直す必要があり、その分割高になると思われます...。