ロック熱、未だ冷めず。 (2007-09-26)

【写真】最近購入したCDとDVD
ここ2,3週間はハードロック/へヴィメタル漬け生活です。写真は今月9月9日以来購入したCDとDVDです。

  • LOUDNESS: <THANKS 25TH ANNIVERSARY LOUDNESS LIVE AT INTERNATIONAL FORUM 20061125>
  • <COZY POWELL FOREVER ~ TRIBUTE TO COZY POWELL>
  • LOUDNESS: <BREAKING THE TABOO>
  • 二井原実: <Ashes to Glory>
  • グラハム・ボネット: <アンダーグラウンド>
  • グラハム・ボネット: <デイ・アイ・ウェント・マッド>
  • アルカトラス: <ザ・ベスト・オブ・アルカトラス>

最初に<COZY POWELL FOREVER ~ TRIBUTE TO COZY POWELL>を聴き、その演奏者から、ラウドネス&二井原実へ、その演奏曲、レインボーのナンバーから、そして、グラハム・ボネットへと展開?していきました。

[DVD] LOUDNESS: <THANKS 25TH ANNIVERSARY LOUDNESS LIVE AT INTERNATIONAL FORUM 20061125>

ラウドネス結成25周年記念として行われたライブの収録DVDです。

"高崎晃は神だ"と思いました。この方の容赦からそういう発想に至ったことは否めません。しかし、確かな技術の上に鳴り響くギターサウンドを聴くと"神"、その道を極めた人だと強く思いました。

特にギターソロなど、普通に?弾くことに飽きてしまったのかなぁと思うプレイばかりですが、それは決して"てきとーに弾いている"のではなく、自分がこう弾こうと思ったとおりに音が出ているように思えます。

MEDLEY中のROCK'N ROLL GYPSYは私が高校の学園祭で演奏した曲です。こんな曲まで、しかも両手タッピングバリバリのギターソロまで、やってくれるなんて本当に嬉しい!ただ、高崎のあの容赦で弾くLET IT GOROCK'N ROLL GYPSYはちょっと違和感がありました(笑)。

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佐渡裕 & シエナ・ウィンド・オーケストラ - バースタイン・ガラ in 松本 (2007-09-24)


<佐渡裕 & シエナ・ウィンド・オーケストラ - バースタイン・ガラ>の松本公演へ行ってきました。

最初のスラヴァ!が耳に飛び込んできて、"俺、プロの吹奏楽聴くの初めてだ"と気づかされました。そういえば、今まで吹奏楽の生演奏って全国吹奏楽コンクールと母校県立足柄高校吹奏楽部の定期演奏会でしか聴いたことがなかったんですね。それが、大迫力と美しいアンサンブル、聴こえてくる音すべてに魅せられました。吹奏楽の楽しさ、素晴らしさを存分に味わわせてもらいました。

この日のコントラバス奏者は、私が高校吹奏楽部の時に何度かレッスンを受けさせていただいた先生です。声を掛けて良いものかわからず、結局ひっそりと応援させて頂きました。最後の星条旗よ永遠なれでは、女の子2人が先生の楽器を弾いているのを見て、"うらやましいなぁ"とこれまたひっそりと思っていました。星条旗Aメロの部分"タータラタータラタータラタッ"を弾いてる女子高生を見て、"え!昔の俺よりうまい...。"などと思い、ほんと嫉妬しまくりでした。

家に戻ってきた今でも、星条旗がずっと流れています。吹奏楽、元より音楽って楽しいなぁと噛み締める日となりました。

コントラバスについて

高校最後の吹奏楽コンクールでの演奏後、先生にお話を聞きに行くと、音は一番大きかったとだけ仰られました。アンサンブルというものを考えろ、ということと、ボーイング以外はまるで駄目、ということだと思います。

でも私は嬉しかったんです。ゲリー・カーのアルビノーニのアダージョを聴いて、柔らかくて優雅で芯の通った音、"これがコントラバスの音なのか!"と衝撃を受けて、以来、その音をイメージしながらボーイングだけをひたすら練習しつづけていましたし、"チューバよりデカイ音を出す"という意味不明な目標も当時は持っていましたから、先生に少なくともそこだけは認められたんだと思ったからです。

コントラバス、もう一度手にしたいなぁと思う今日この頃です。

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元ロック少年の部屋 (2007-09-18)

実家の私の部屋は、誰にも使われずだだっ広い四角い部屋なのですが、ところどころにロック少年の面影が垣間見えます。何枚か写真を撮ったので紹介します。最近実家に帰ることが多いせいか、"思い出の音楽"的なネタばかりですが...。

【実家の本棚まだある雑誌YOUNG GUITARのバックナンバーの写真】YOUNG GUITARのバックナンバー

雑誌YOUNG GUITARは中学・高校の頃毎月欠かさず読んでいました。ほとんど捨ててしまったのですが、どうやらお気に入りの記事が掲載されているものだけ残していたようです。

左から年代順に並んでおり、一番古いものはジョン・サイクスが表紙の、なんと84年発刊です。まだ、サミー・ヘイガーが加入する前、ヒットアルバム「1984」を出した頃のヴァン・ヘイレンの写真など掲載されています。

85年発刊のQ&Aコーナーには今度イングヴェイの後任としてアルカトラスに加入するスティーブ・ヴァイとはどんなギタリストですか?などとびっくりするような質問が書かれてあったり、思わず読み耽ってしまいました。

【雑誌YOUNG GUITAR創刊20周年記念特集】ロック少年の憧れ - 高崎晃

先日の記事でも少し触れたYOUNG GUITAR創刊20周年記念の表紙です。この頃からギターがほしいと強く思い始めたんです。やっぱり高崎晃はヒーローでした。

【昔の部屋写真】中学時代の部屋

写真を携帯カメラで撮ったものです。この写真は、恐らく中学の修学旅行へ持っていったフィルムが余ったので、部屋の中を撮影したのだと思います。

壁に貼ってあるのは、モトリー・クルー「Dr. Feelgood」の初回限定特典のポスター、ソファーの上にあるのは、ラウドネス「ハリケーンアイズ」のバンドスコア、立てかけてあるギターは生まれて初めて買った5万円のフェルナンデスです。

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久々のハードロック/へヴィメタル - ラウドネスはやっぱりカッコいい! (2007-09-09)

中古CD屋さんでいろいろ物色していたら、樋口宗孝プロデュースのCOZY POWELL FOREVERというCDを発見。コージー・パウエルの代表曲とも言えるナンバーを多くのアーティスト達が演奏しているオムニバスアルバムで、懐かしいなぁ、と買ってみました。

案の定、昔聴いていたハードロック/へヴィメタルのアルバムを聴き漁る結果となり、今週末はヘヴィメタ漬け生活を送りました。

ラウドネス - ハードロック/ヘヴィメタルのカリスマ

中学の頃よく読んでいた「バンドやろうぜ」という雑誌の中で、"ロックミュージシャン達が推薦するアルバム10枚"的な特集が掲載されたことがありました。デーモン小暮など私が当時<硬派>と勝手に位置付けていたミュージシャン達のほとんどが"ラウドネスの魔界転生"を挙げていました。

また、同じ時期にシンコーミュージック出版の雑誌「YOUNG GUITAR」が創刊20周年記念特番としてラウドネスのギタリスト、高崎晃のロングインタビューが掲載されました。表紙は当時高崎のトレードマークだったキラー、モザイクカラーのプライム。気合入りすぎたのかメイクが濃くてとても怖い顔の高崎晃だった...。

ラウドネスは、私がハードロック/ヘヴィメタル、エレクトリックギターにハマるきっかけでした。ろくにピッキングもできないうちにライトハンド奏法や両手タッピング奏法を練習したり、高校1年の夏休み、人生初のバイトで貯めたお金で、キラーのスタリオンを買いました。Killerのホームページを見ると、スタリオンってシリーズもう生産してないみたい...。

最近ちょうどファンとはわがままなものだと書いたばかりですが、ラウドネスについてもアルバム"ラウドネス"以降からまったく興味を無くしていました。スラッシュメタルやプログレッシブロックと呼ばれる音楽が流行りだして、ラウドネスもその方向に向かい始めたのが大きな理由の一つです。私にとってはこれらの音楽は聴いてるだけで頭を使わされているようで好きになれませんでした。

自分が聴かなくなった後、ラウドネスはどうなったんだろうとネットで調べてみました。Wikipediaってすごいんですね。いろいろ遭ったんだなぁっとわかりました。悟りを開いた高崎の影響により...。悟り?インド3部作?っと私の憶測の域を遥かに越えていました...。

Loudness

私の中では、このときのメンバーがラウドネス黄金期です。

BREAKING THE TABOO / LOUDNESS

ヘヴィメタ漬けの一夜を過ごした次の日、つまり、今日買ったCDです。

黄金期のサウンドだ。第一印象はそうでした。ただ、曲を聴いているうちに、やっぱり曲調が馴染めないなぁと思いました。

COZY POWELL FOREVER ~ TRIBUTE TO COZY POWELL

参加アーティスト
樋口宗孝, 二井原実, 寺沢功一, 高崎晃, 厚見玲衣, 生沢佑一, はたけ, 沢田泰司, DAITA, 石原慎一郎 寺田恵子, 影山ヒロノブ, 真矢, Carmine Appice, Tony Franklin, Yoshitake Tanakamaru
トラック
  1. ~Overure~ 1812
  2. STARGAZER
  3. Over THE TOP
  4. LOST IN HOLLYWOOD
  5. THE SCORE
  6. KILL THE KING
  7. THEME ONE(コズミック・ハイウェイ)
  8. ICE CREAM CAKES
  9. ALL NIGHT LONG
  10. SINCE YOU BEEN GONE
  11. SLIDE IT IN
  12. ARMED AND READY
  13. THE LONER ~ Dedicated to jefe Beck

すべて曲を樋口宗孝が叩いてほしかった。強烈なサウンドと圧倒的なテクニック、樋口宗孝はロックドラマーの代名詞です。

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いつも新鮮 - マリーンのジャズアルバム (2007-09-02)

ファンとはわがままなもので、自分の好きなアーティストがずっとそのままで在り続けてほしいと願うものです。アーティストも人間で成長し変化し続けることはわかっていてもそれが自分の好みに合わなくなったら去ってしまいます。

マリーンの歌声はずっと変わりません。成長していないということではありません。私のマリーンの大好きなところが今も昔もずっとそのまま変わらずに在り続けてくれているんです。特にアコースティックサウンド中心のジャズ系アルバムはサウンドの古臭さも感じることなく、聴く度にいつも新鮮な印象を受けます。

[マリーンのジャズ系のアルバム4枚の写真]左から「ジャズ&アウト」、「What's New ?」、「朝日のごとくさわやかに」、「MY FAVORITE SONGS」

ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station What's New ? 朝日のごとくさわやかに MY FAVORITE SONGS

既に廃盤になっているアルバムもありますが、中古CD屋さんやYahoo!オークションなどで購入できることがあります。私の場合、学生時代に渋谷、自由が丘、横浜の中古CD屋さんを回りつづけてやっとのことで「朝日のごとくさわやかに」を探し出しました。

また、マリーンのアルバムすべてについては、マリーンのサイトでジャケット写真付きで紹介されています。

ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station

  1. Sing Sing Sing
  2. It's Magic
  3. You'll Never Get To Heaven
  4. Can't Take My Eyes Off Of You
  5. Cafe Style
  6. Tennessee Waltz
  7. Dazzle The Night
  8. Left Alone
  9. I Was Born To Love You
  10. In The Quiet Blue

本田雅人率いるビックバンドとの競演で、メジャーレーベルからの発売は16年振りとのこと。CDジャケットの帯にあのマリーンが帰ってきた!と書かれており、これはファンとしてちょっとムッとしてしましました。だってマリーンはずっと精力的に活動し続けていたんですから。

ノリノリの8ビートで聴ける4曲目Can't Take My Eyes Off Of Youは、切れのあるホーンセクションが最高に気持ちいいです。また、クイーンのI Was Born To Love Youもいかにもビックバンドジャズといったアレンジで楽しく聴けます。

一番好きな曲は、本田雅人オリジナル曲Cafe Styleです。とても愛くるしいメロディーラインで一度聴いたら頭から離れません。

What's New ?

  1. SPAIN
  2. IT'S MAGIC - from the film "Romance On The High Seas" -
  3. SOMETIMES WHEN WE TOUCH
  4. NEW YORK STATE OF MIND
  5. WHAT A DIFFERENCE A DAY MADE
  6. WHAT'S NEW ?
  7. HERE'S THAT RAINY DAY
  8. WITHOUT YOU
  9. WHAT A WONDERFUL WORLD
  10. BEI MIR BIST DU SCHON
  11. 'ROUND MIDNIGHT
  12. OVER THE RAINBOW
  13. HAPPY TALK

来日20周年記念として発売されたアルバムです。選曲も普段ライブでリクエストが多かったものからだそうです。

歌詞付きのSPAINはこのアルバムで初めて聴きました。一度だけマリーンのライブで聴いたことがあります。CDよりもずっと、超ハイスピードでド迫力の演奏でした。

アルバムの中では、なんと言っても12曲目OVER THE RAINBOWでしょう。できれば大音量で聴きたい曲です。ピアノをバックに静かに歌いだし、どんどん盛り上がっていき、クライマックスではまるで目の前でミュージカルが繰り広げられているかのような壮大なスケールで曲が閉じられます。マリーンは本当にすごい歌手だとこの曲を聴く度に思います。

朝日のごとくさわやかに

  1. MY FAVORITE THINGS
  2. IN A MELLOW TONE
  3. ALL OF ME
  4. SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE
  5. SOLITUDE
  6. ROUTE 66
  7. I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
  8. SIDE BY SIDE
  9. MOONLIGHT IN VERMONT

1985年、ニューヨークにてフランク・フォスター・ビックバンドとレコーディングしたスタンダード集です。

苦労して見つけたCDなのに他のマリーンのCDと比べると部屋のBGM的にしか聴いてないなぁっとちょっと反省...。スタンダードをスタンダードらしく演奏していてくつろげます。

MY FAVORITE SONGS

  1. LULLABY OF BIRDLAND
  2. MY FUNNY VALENTINE
  3. FOR ONCE IN MY LIFE - ALL THE THINGS YOU ARE
  4. MEDITATION
  5. PEOPLE
  6. SATIN DOLL
  7. YOU'LL NEVER KNOW
  8. THE SHADOW OF YOUR SMILE
  9. SWEET SERENADE
  10. ALFIE

1982年に来日したシェリー・マンのトリオと共演したスタンダード集です。

私が初めて買ったマリーンのCDがこの「マイ・フェイバリット・ソングス」です。

3曲目が大好きでよくこのトラックだけを聴くことがあります。バラード調のFOR ONCE IN MY LIFEからミディアムテンポのALL THE THINGS YOU AREへ、トランペットのソロからそのままのテンポでまたFOR ONCE IN MY LIFEに戻ります。再びテンポを落としてのラストはマリーンらしい熱唱ぶり。これ一曲でマリーンの大好きなところすべてが聴くことができます。

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