これがデビューアルバム? - 安富祖貴子「魂/Kon」 (2007-07-15)

アルバム「マブイのうた」を聴いて大好きになった安富祖貴子さん。仕事から帰るとまず、アンプの電源を入れ、この安富祖貴子さんを聴きながら、ビールをプシュッと...、とやるのが平日深夜の私です。

ただ、このCDを買うきっかけは岡安良明さんが参加していることだったこともあり、他のアルバムには岡安さん、いないんだよなぁっと買うのを躊躇していました。しかし、今日デビューアルバム「魂(Kon)」を聴いてみて、やっぱりかっこいいです!ためらっていた自分が馬鹿でした。

魂/Kon 安富祖貴子

参加アーティスト
安富祖貴子, 井上陽介, 安井さち子, 知念嘉哉, 川嶋哲郎, 金子雄太
トラック
  1. ワーク・ソング
  2. アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
  3. ヒア・カムズ・ザ・サン
  4. エヴリシング・マスト・チェンジ
  5. マイ・フェイヴァリット・シングス
  6. ジャスト・ライク・ア・ウーマン
  7. スムース・オペレーター
  8. アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー
  9. マイ・ベイビー・ジャスト・ケアーズ・フォー・ミー
  10. ヒーロー
  11. モーニン
  12. テネシー・ワルツ

このパンチの効いた声を聴くと、とてもデビューアルバムとは思えません(笑)。ジャズを歌い続けて何十年は言い過ぎですが、貫禄十分の歌いっぷりです。

ただ、ラストナンバー「テネシー・ワルツ」は、この歌いっぷりが災いしてクドさを感じてしまいました。セカンドアルバムの7曲目「A Lover's Concerto」では、肩の力を抜いてリラックスした歌い方で聴いていても心地よかったのですが、こんな風に歌ってほしいなぁと個人的には思います。

CDブックレットの解説には、これまでの安富祖貴子さんの音楽活動についても多くが書かれています。大学を卒業後、ピアノ講師をしながらホテルラウンジでの弾き語りをはじめ、ラテン音楽、スタンダード、沖縄の歌への幅を広げる。そしてなんと地元のミュージカルなどの各種イベントで舞台監督や音楽監督、CD製作のプロデュース、女性ヴォーカリスト指導まで務めたりと、やっぱりベテランなんじゃん(笑)。

ただ、本格的にジャズを歌い始めたのは、05年3月にM&I社長の助言があってからとのこと。本当にごく最近からジャズに接するようになったんですね。ん?ということは、ジャズ歴(?)は私の方が上なのでは(笑)。

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Perlメモ - "sort { $b cmp $a; }"と"reverse"関数の違い (2007-07-01)

本サイトで用いているPerlスクリプトにバグがあり、調べたところリストのソート方法に誤りがあったことがわかりました。初歩的なミスとは思いますが、自分自身のメモであると同時に、同じ勘違いをしてしまう人もいるかと考え掲載します。

内容

本サイトのトップページでは、新しい記事ほど先頭へ表示するよう処理させているつもりでした。しかし、過去の記事のいくつかを更新したら、なぜか順番が崩れてしまいました。

各々の記事は日付を元にしたファイル名で定義されているので、readdir関数で読み込んだファイルを逆ソートして処理すれば良いと考え、以下のように記述していました。


    foreach( grep !/^\./, reverse readdir(DIR) ){   # 誤り!
        some_action();
    }

これでは期待通りに動きません。

readdir関数は、opendir関数によってオープンしたディレクトリハンドルから、単に、ディレクトリエントリを読むだけで、得られるリスト値は昇順で並んでいることなど保証していません(この順序はOSが決めているんでしょうか?)。

一方、reverse関数は、中身の値を見てそれを逆ソートしてくれるわけではありません。単にリストの要素を逆順に並べ直す、つまり、ポインタを入れ換えるだけです。ここを私は勘違いしていました。

目的の動作をさせるには、結局、sort関数を使います。sort関数にBLOCKまたはSUBNAMEを省略すると、リスト値を昇順にソートしますが、sort { $b cmp $a; } @listとすれば逆順にソートされます。


    foreach( grep !/^\./, sort { $b cmp $a; } readdir(DIR) ){
        some_action();
    }

grep関数とsort関数の記述順も気になりますが、とりあえずはこのままで、と...。

参考資料:プログラミングPerl〈VOLUME1〉 (オライリー・ジャパン)

正確には、私が持っているのはPerl5向けの第2版です。1冊5,000円もするのにこの第3版ではVOLUME1とVOLUME2の2冊になってしまいました。合わせて1万。今さら買う気しないなぁ(笑)。

上記、逆ソートについて、sort { $b cmp $a; } @listだけでなく、reverse sort @listでもまったく等価であると書かれていました。後者の方が効率が悪そうですが、まぁ、開発者本人がまったく等価と言っているのでそうなのでしょう。

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オーディオ環境改善 - デノンPMA-2000AE, DCD-1650AE (2007-07-01)

以前から使っていた貰い物のSUNSUIのアンプは、電源投入時小さい音で鳴らそうとすると片側のスピーカが鳴らないなどあり、ずっと新しいのがほしいなぁと思っていました。ボーナスが出た後、ほとんど勢いでオーディオショップへ行き、その日に購入してしまいました。

下段・左がPMA-2000AE、上段の下にあるのがDCD-1650AEです。

プリメインアンプPMA-2000AE

第一印象は、静かです。出力が小さいということではなく、音量を上げても喧しさが一切無いということです。お店では上級機種PMA-S11も視聴しましたが、その傾向が強くなる印象を持ちました。ただ、この違いが価格差20万かぁとか考えてしまい、ケチってこのPMA-2000AEを選びました。

オーディオ雑誌などでよく、情報量が多いという表現が使われています。それは再生可能な周波数帯域すべてを鳴らしてくれることを意味しているのでは、と今回思いました。静かという印象は、今まで聴いていたSANSUIの音が中域音が弱く、所謂ドンシャリサウンドに近い鳴りで、音が硬く聴こえていたからなのではないかと思います。

SACDプレイヤーDCD-1650AE

最近買う、特にクラシック系の、ディスクのほとんどがSACD/CDハイブリットディスクで、なんか損してる気がしていたので、これも!、と本当に勢いで...、と買ってしまいました。

アンプの変更がインパクトが強く、プレイヤーの方は正直どれだけ音が良くなったかはわかっていません。試しに前のmarantzに繋ぎ代えてエッシェンバッハ/フィラデルフィアのマーラー第6交響曲を聴き比べて見ると、DENONの方がそれぞれの音がより鮮明に聴こえました。これが色眼鏡なしで聴けたかどうかは自分ではわかりませんが...。

早速聴いたディスク

マーラー交響曲第6番イ短調 悲劇的 / エッシェンバッハ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
お店に持っていって視聴させていただいたSACDです。第一楽章冒頭から金管楽器が活躍する曲ですが、このアンプ・プレイヤーでは迫力はそのままに上品かつ壮大な演奏という印象です。
マーラー交響曲第6番イ短調 / 大植英次指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団
シロフォンやトライアングルなどの打楽器群や弦のピチカートのような、硬めの高音成分の強い音がとても臨場感溢れていて聴こえました。演奏そのものが野性味を帯びていることもあり、ゾクゾク・ワクワク楽しめます。
マーラー交響曲第9番 / 小林研一郎指揮、日本フィルハーモニー交響楽団
私が行こうかどうしようか迷っているうちに気づいたら過ぎてしまった、今年2007年1月サントリーホールで行われたコンサートのライブ録音です。演奏を聴いてみて、やっぱり行っとけばよかったぁと後悔しています。
全体的にとても丁寧な演奏という印象を持ちました。

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平原綾香 - 大人な雰囲気、癒しの声 (2007-06-10)

島健さんのShimaken Super Sessionsに収録されているBLACK COFFEEを聴いて、この渋い女の人はいったい誰だ!?と思い慌ててCDブックレットを確認すると、

BLACK COFFEE featuring AYAKA HIRAHARA

とありました。

平原綾香という名前は聞いたことあるけど、こんなジャジーな雰囲気でかっこいい歌手だったのかと思いちょっと調べてたら、あ、ジュピターの人なのね。とわかりました。

超実力派歌手としてこれからもいろんな歌を歌っていってほしいです。

そら

通算5枚目のアルバムだそうで、全体的に青空の下の大自然で聴きたいと思いました。

最後のボーナストラックとして、武道館ライブでのCome on a my houseが収録されています。私にとっての平原綾香へのファーストインプレッションが渋いジャズヴォーカリストだったので、このトラックを聴いたときは、そうそう!これこれ!と嬉しくなりました。ジャズスタンダード特集のアルバムを出してくれないかなぁ、と期待してます。

From To

日本の名曲特集的アルバムです。

普段あまり歌詞など意識していないで音楽を聴いている私ですが、このアルバムは否が応でも歌詞を聞き入ってしまう。小学校の頃から知っているはずの翼をくださいも改めてえぇ歌やなぁと目頭が熱くなりました。

  1. 晩夏(ひとりの季節) (作詞・作曲:荒井由実 編曲:松任谷正隆)
  2. 言葉にできない (作詞・作曲:小田和正 編曲:佐橋佳幸)
  3. いとしのエリー (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:ゴンチチ, 菅谷昌弘)
  4. いのちの名前 (作詞:覚和歌子 作曲・編曲:久石譲)
  5. Missing (作詞・作曲:久保田利伸 編曲:亀田誠治)
  6. 秋桜 (作詞・作曲:さだまさし 編曲:倉田信雄)
  7. TRUE LOVE (作詞・作曲:藤井フミヤ 編曲:佐橋佳幸)
  8. 桜坂 (作詞・作曲:福山雅治 編曲:吉川忠英)
  9. なごり雪 (作詞・作曲:伊勢正三 編曲:沢田完)
  10. 翼をください (作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 編曲:亀田誠治)
  11. あなたに (作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二 編曲:島健)

Shimaken Super Sessions

スーパーピアニスト島健さんが、親交のあるアーティスト達と競演したセッションアルバムです。島健さんについては、birdのライブCD/DVDで知りました。

平原綾香さんのhuuum... というアダルトな雰囲気で始まるBLACK COFFEEは何度聴いてもゾクゾクします。

  1. AND THE MELODY STILL LINGERS ON(A NIGHT IN TUNISIA) featuring bird
  2. FEVER featuring MIKA NAKASHIMA & RON CARTER
  3. BLACK COFFEE featuring AYAKA HIRAHARA
  4. CHATTANOOGA CHOO CHOO featuring The Gospellers
  5. COME ON-A MY HOUSE featuring MIKI IMAI
  6. LUSH LIFE featuring KAHO SHIMADA
  7. WELL YOU NEEDN’T featuring DJ KRUSH
  8. BYE BYE BLACKBIRD featuring AKIKO YANO
  9. SMILE featuring RINKEN BAND
  10. STELLA BY STARLIGHT featuring RYOKO MORIYAMA
  11. A CHILD IS BORN(Piano Solo)
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Can't Take My Eyes Off Of You - 君の瞳に恋してる (2007-06-09)

いろんな人がカバーしている曲ですが、原曲は67年にフランキー・ヴァリのオジリナルとして全米4位を記録したもので、ボーイズ・タウン・ギャングによるディスコ・ヴァージョンが有名だそうです。私の場合は4,5年前に車のCMで使われた、トミー・フェブラリーが歌ったもので知りました。

たくさんのアーティストがカバーしていて、いろんなアレンジを楽しめる曲の一つです。

いろんな「Can't Take My Eyes Off Of You」

ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station
本田雅人率いるビックバンドとマリーンの競演。ノリノリの8ビートでとにかくかっこいい!
What a Difference... / Eldissa
ボサノバ風アレンジ。とても安らぎます。
ミュージックリーム / Fried Pride
ギター & ヴォーカル & パーカッションによる、ここで紹介しているCDの中で一番ブッ飛んだアレンジです。
Tommy february6
「ズンッ、ズンッ、ズンッ」という打ち込みベースドラムが中心の曲はあまり好きではないのですが、CMで流れていたこの曲のメロディーがずっと耳に残っていたので買ってみました。

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