マイケル・ジャクソンのビデオクリップ集と合わせて... - パロディ "WEIRD AL" YANKOVIC (2009-07-11)
ここ最近、テレビをつければ必ずマイケル・ジャクソンのスリラーが流れており、自分も思わず(?) マイケル・ジャクソンのビデオクリップ集DVDを買いました。
マイケル・ジャクソンのビデオクリップ集はいつか買おうと思っていました。理由は、"アル・ヤンコヴィック" という人のDVDと見比べたかったからです。昔、MTVで流れていたマイケルの BEAT IT と、アルの EAT IT を交互に、ビデオテープが伸びきってしまうほど何度も見て楽しんでいました。「間違え探し」的に見るのが楽しかったです。
ただ、英語がわかるともっと楽しいんだろうなぁ。
Ultimate Video Collection / "WEIRD AL" YANKOVIC
BADのパロディで、FAT
出演者全員がデブ。
走って踊ってるうちに疲れてしまう場面も...。
BEAT ITのパロディで、EAT IT
マイケルと同じことしているのに何でこんなに切れがなくってカッコ悪いの?っと、ただアルが歌っているだけでも笑ってしまいます。
御決まりのギャグも満載です。カッコ良く扉を開けたら、向こう側に人が...。
エンターテイナー Kristin Chenoweth (2009-06-07)
ミュージカル "Wicked" の初代グリンダ役、Kristin Chenoweth (クリスティン・チェノウェス)。人気海外ドラマ "gree" でもコミカルで可愛らしい人柄が印象的でした。
アパートの部屋番号14G(14階-G)に引っ越してきたけど、13階にはオペラ歌手、15階にはジャズ・シンガーが。うるさくって寝れやしない!と歌っているそうです。一人三役を歌い分ける彼女のショーは本当に楽しいし、何よりもその技術に感服させられます。彼女こそエンターテイナーでしょう。
天性の声と、並々ならぬ努力で得たであろう確かな歌唱力、さらにはご自分の "売り" を的確に把握しているから、こんな楽しいショーが提供できるんでしょうね。
Kristin Chenoweth の音楽CD
ご本人名義の音楽CDは、現在以下の4枚です。(2013年2月11日 更新)
Let Yourself Go With Rob Fisher and the Coffee Club Orchestra
2001年発表、初の本人名義のアルバム。フルオーケストラをバックに、"一昔前" 的な、ジャズ風の曲調のミュージカル・ナンバーにオリジナルも加えた、彼女のコミカルな人柄がそのままの、楽しいアルバムです。冒頭で紹介した動画 The Girl in 14G もこのアルバムに入っています。
As I Am
2005年発表。私が最初に買った、かつ一番お気に入りのアルバムです。ミュージカル "Wicked" のCDや上述のコンサート映像から、「ずっとこんな調子だったら聴くのも疲れそうだなぁ」と恐る恐る買ってみました。結果は至って普通(?)、スローバラード中心のポップスアルバムでした。最初は物足りなさを感じましたが、一曲、一曲、丁寧に歌い上げる彼女の歌声はまさに天使の声です! UPON THIS ROCK のどこまでもどこまでも上がっていく高音は必聴です。
ボーナストラックの Taylor, The Latte Boy は、YouTubeの動画でも観ることができます。観客の反応から楽しい曲なんだろうなぁっとわかったのですが...、何を言っているのかわからないのが悔しいです。
Lovely Way to Spend Christmas
2008年発表のクリスマス・ソング集。季節ものだし..、と思って買うタイミングをはかっていたこのアルバム。ドラマ "gree" で歌う彼女を観て "やっぱりいいなぁ!" と、結局、季節関係なく買ってしまった(笑)。
聴いているだけで顔がほころんでくる美しいナンバーが詰まった1枚です。カーペンターズの Sing や ルイ・アームストロングの What A Wonderful World もあり、クリスマス時期にしか聴けないと思っていたら大間違いです。
Some Lessons Learned
2011年発表のカントリー・ミュージック・アルバム。Kristin は終始ナチュラル・ヴォイスで歌い上げています。彼女のソプラノ・ヴォイスも好きですが、ノリノリでワイルドに歌うこの声も今では大好きです。ドラマ "gree" で彼女を知った人はこのアルバムから入るのがおすすめ。
気になるミュージカル - "サンセット大通り" (2009-05-24)
"サンセット大通り" は、1948年に公開されたハリウッド映画で、1993年にアンドリュー・ロイド=ウェバーによってミュージカル化された作品です。ちょっと調べた限りでは日本語による上演は行なわれたことはないようです。
2012年6月16日より赤坂ACTシアターにて日本初上演。(2012年2月10日訂正)
後述のDVDを観てから、とても魅力的な音楽が頭から離れず、理解半分のまま輸入版のCDを聴いていました。今日、ハリウッド映画 "サンセット大通り" を観てそのストーリーをちゃんと(?)知ることができました。改めてオリジナル・キャスト・レコーディングのCDを聴くと、ますますこのミュージカルへの関心が止まらなくなりました。
ネット検索すると2005年にこのミュージカル版 "サンセット大通り" が映画化されるというニュースがあったそうです。その話はボツになっちゃったのかなぁ...。
[DVD] ロイヤル・アルバート・ホール セレブレーション
このミュージカル作品を知るきっかけになったDVDです。
アンドリュー・ロイド=ウェバー50歳の誕生日に開かれたリサイタルです。豪華ゲストが勢揃い!
みたいなキャッチコピーが書かれていますが、日本で名前が知られているのはサラ・ブライトマンぐらいだし、国内版DVDにもかかわらず歌詞対訳も曲の解説もまったくない、ちょっと不親切なDVDです。でも、パフォーマンスは最高です。自分が知らないだけで出演者はやっぱり超一流なんですね。
[CD] Sunset Boulevard (1993 Original London Cast)
国内版も発売されたようですが、今となっては入手困難のため、私は泣く泣く輸入版を買いました。分厚いブックレットは、歌詞だけでなく台詞や場面設定に関する記述まであり、ほとんど台本です。しかし当たり前ですが、それらすべては英語で書かれていて、自分はそれら全部を読む気力がありません...。
I am big. It's the pictures that got small
など台詞の大部分が原作と同じなんですね。原版ハリウッド映画のシーンを思い出しながら聴くとますますこの音楽の説得力が増します。
アンドリュー・ロイド=ウェバーのほかの作品 "ジーザス・クライスト=スーパースター" や"エビータ" からも、この人の着眼点はいつも共通したものがあるなと思いました。
レント オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・レコーディング (2009-05-10)
レント オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・レコーディング
ブロードウェイミュージカル "RENT" は、CDやBDを何度も何度も、暇さえあればというくらい聴きこんでいます。そのため、台詞もほとんど憶えているレベルも超え、英語が話せるわけでもない自分が輸入版のライブパフォーマンスのディスクの英語もそのまま聞き取るほどです。
でもやっぱり、日本語の歌詞にはかなわないと思いました。言葉が頭に直撃するというか、自然に台詞とメロディがそのまま飛び込んでくるというか、なんと言うか、、わかってもらえませんか?(笑)
ただこのCD、たった3曲しか入っていないのが残念です。今年2009年8月にブロードウェイ・キャストの来日公演があるけど、やっぱり日本人キャストの "RENT" ももう一度、いや、何度も観たいです。詳細は未定ということですが、来年2010年秋、日比谷シアタークリエにて上演決定だそうです。
ミュージカル "ウィキッド" 観劇 (2009-05-10)
母の日ということで母親をミュージカル観劇に招待しました。
演目は劇団四季による、ブロードウェイ・ミュージカル "ウィキッド"。音楽的にも視覚的にも豪華絢爛といった感じで、初めて観劇する母親にも大いに楽しんでもらえるだろうと思い選びました。結果、楽しんでくれたようです。特にグリンダ役の沼尾みゆきさんが大ヒットらしく、歌を習っている母親は「私にもあんな風に歌えるかしら」などと歌や声の発声のことばかり。いや...、ストーリーも面白かったでしょ?
誰も知らない、もう一つのオズの物語
ちょうど1年前に観劇して以来、大好きなミュージカルの1つでした。今年2009年9月6日に東京の電通四季劇場 [海] においては、千秋楽を迎えるということで、とても残念です。人間の普遍的なテーマを取り扱っているから再演も確信しています。これから先もずっと上演し続けてほしいです。
アメリカ童話 "オズの魔法使い"、日本ではジュディ・ガーランド主演の、名曲 Over The Rainbow を生んだミュージカル映画として知られています。その登場人物の良い魔女と悪い魔女は実は大親友だった、という物語です。
"オズの魔法使い" では、いかにも "魔女" らしい醜い老婆の悪い魔女は、実は誰よりもやさしくそして自分の信念を貫く強さを持った素晴らしい人です。たとえみんなを敵に回しても自分は正しいと思う道を進むと歌う Defying Grabity のシーンは何度観ても鳥肌が立ちます。
また、「脳みそ溜め込んで嬉しがるのは馬鹿
」と歌うフィエロの振り付けに案山子ポーズが垣間見えるなど、ウィキッド観劇前に、ぜったい映画 "オズの魔法使い" は観ておくべきです。2つの物語の接点がたくさん見つかり、より楽しめると思います。
"ウィキッド" のCD紹介
[CD] ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版
- Defying Grabity は聴くたびにあの、高さ5メートルまで一気に上昇し上下から照らされる照明に浮かぶエルファバを思い出します。プログラムのそのシーンの写真を観ながら聴くと、また観に行きたい衝動に駆られます(笑)。
[CD] ウィキッド オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
- Popular を歌うグリンダ役Kristin Chenowethが超可愛い。それもそのはずで、ほとんどの楽曲は、この配役が決定した後に書かれた曲だそうです。どの曲もキャストの持ち味を最大限に生かした曲となっているなと感じます。