Can't Take My Eyes Off Of You - 君の瞳に恋してる (2007-06-09)
いろんな人がカバーしている曲ですが、原曲は67年にフランキー・ヴァリのオジリナルとして全米4位を記録したもので、ボーイズ・タウン・ギャングによるディスコ・ヴァージョンが有名だそうです。私の場合は4,5年前に車のCMで使われた、トミー・フェブラリーが歌ったもので知りました。
たくさんのアーティストがカバーしていて、いろんなアレンジを楽しめる曲の一つです。
いろんな「Can't Take My Eyes Off Of You」
ジャズ&アウト / マリーン meets 本田雅人B.B.Station
- 本田雅人率いるビックバンドとマリーンの競演。ノリノリの8ビートでとにかくかっこいい!
What a Difference... / Eldissa
- ボサノバ風アレンジ。とても安らぎます。
ミュージックリーム / Fried Pride
- ギター & ヴォーカル & パーカッションによる、ここで紹介しているCDの中で一番ブッ飛んだアレンジです。
Tommy february6
- 「ズンッ、ズンッ、ズンッ」という打ち込みベースドラムが中心の曲はあまり好きではないのですが、CMで流れていたこの曲のメロディーがずっと耳に残っていたので買ってみました。
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オーディオ環境改善 - スピーカケーブル、電源関連機器 (2007-06-02)
転勤により長野県松本市へ引っ越してきました。部屋探しの段階からリスニングルームを意識して、結果、B&W CM7を鳴らすのに十分な広さの部屋を借りることができました。
それに伴い、オーディオ環境改善として、スピーカケーブルと電源関連機器を購入しました。
スピーカケーブル&電源の改善
オーディオ機材は基本的に今まで使ってきたものですが、スピーカケーブルと電源関連機器を代えました。音が良くなったかと聞かれると、正直よくわかりません(笑)。若干ボヤケがなくなったかな?
EXC-SP490SQT (Sound Quality I)
- 今まで使っていたケーブルが今回の部屋では足りなかったため新規購入。
- 電気抵抗を極力減らす目的でできるだけ太いやつを選んだだけなのですが、結構有名なケーブルだったんですね。
- 末端加工は購入時にロイヤルオーディオさんでやってもらいました。
SC-2817ULP (クライオ オーディオ テクノロジー)
- 供給電源を改善しようとすると、オーディオ機器~電源タップ~コンセントまですべてをオーディオ用にしなければ意味がないと考え、ちょっと躊躇したもののコンセント部品まで手を染めてしまいました。もっと突き詰めれば、家のブレーカ、電柱、はたまた、ダム(?)まで拘らなくてはなりませんが、アパート暮らしの私にはここまでが限界です。
PS-1850&PS1760/2.0m (BELDEN)
- お店の人に聞いてみると、ホスピタルグレードとは、確実な電源供給と抜け難さを目的として接触面を広くかつ均一にしているもので、オーディオグレードとは、さらに材質まで拘ったものなのだそうです。
現状のオーディオ環境
2007年6月現在のオーディオ機器をまとめるとこのようになります。
- アンプ:AU-α607XR (SANSUI)
- スピーカ:CM7 (B&W)
- CDプレイヤー:CD4000 (marantz)
- ヘッドフォンアンプ:AT-HA20 (audio-technica)
- ヘッドフォン: ATH-W5000 (audio-technica)
- ヘッドフォン:SR-60 (GRAD)
現在未使用で大変申し訳なく思っているのが以下の機器です。
- スピーカ:DS-100Z (DIATONE)
- サブウーハー: TST-SW70 (YAMAHA)
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とにかくカッコいい! - ジャズヴォーカリスト安富祖貴子 (2007-03-11)
久々にジャズ系アルバムを買いました。大好きな岡安芳明さんが参加しているということで以前から気になっていた、安富祖貴子(アフソ タカコ)さんのセカンドアルバムです。
しばらくジャズから離れていたら、こんなカッコいい人が出ていたとは。ここ最近マーラー交響曲にどっぷりでしたが、またジャズ漬け生活に戻るかもしれません。
マブイのうた / 安富祖貴子
声だけ聴いているとエラ・フィッツジェラルドのような貫禄さえ窺えます。特に大好きな演奏は4曲目の「Mack The Knife」です。自然と身体が動きます。思わず自分が過去聞いていた「Mack The Knife」といろいろ聞き比べてしまいました。
ただ、8曲目の「My Way」はジプシー・キングスの迫力には叶わないなぁ(笑)、とか思ってしまいました。勝ち負けとか比較するようなものでは無いとは判ってはいるのですが...。
- 参加アーティスト
- 安富祖貴子, 小山太郎, 岡安芳明, 川嶋哲郎, 太田剣, 金子雄太, 井上陽介, 大隅寿男, 安井さち子
- トラック
-
- Mercy, Mercy, Mercy
- Feeling Good
- What Are You Doing The Rest Of Your Life
- Mack The Knife
- Besame Mucho
- Ain't No Sunshine
- A Lover's Concerto
- My Way
- Song For My Father
- Don't Explain
- Saving All My Love For You
- Black Is The Color Of My True Love's Hair
その他の「Mack The Knife」
このアルバムを聴いて自分のジャズスピリッツ(?)が甦り、他のジャズボーカルアルバムをいろいろ聴き直しました。その中から特に気に入った「マック・ザ・ナイフ」が入ったアルバムを紹介します。
エラ・イン・ベルリン
- 定番中の定番でしょう。エラをはじめて聴いたのがこのアルバムです。私にとってジャズボーカル=エラなんです。
Your Songs / 綾戸智絵
- 前述の「エラ・イン・ベルリン」がエラ初体験に対して、「マック・ザ・ナイフ」初体験はこのアルバムです。
- 日本人離れした表現力という点ではやはり綾戸智絵さんも外せません。
音楽についての音楽 - マーラー交響曲第6番イ短調 (2007-03-03)
ここ数週間、マーラーの交響曲第6番イ短調ばかり聴いています。エッシェンバッハ/フィラデルフィア管を聴いてカラヤン/BPO、途中でバーシュタイン/ベルリンフィルの第9も聴いたりしながら、テンシュテット/LPOの第6...、と立て続けに、しかも爆音で聴いているので、周囲の住民からどう思われているかちょっと不安です...。
音楽についての音楽
マーラーの交響曲が語られるとき、音楽についての音楽 = メタ・ミュージック
という表現がよく使われます。小生も最近この表現の意味するところがわかってきたように思えます。
伝統的な楽曲形式を下敷にしながら、細部に到るまで計算された楽曲の緊密な連関を形作る中で、歌詞や標題と直接に結び付くことなく、このような世界観を音楽化することにマーラーは成功したのである。
ブルックナー・マーラー事典(東京書籍)
私の文章力・表現力の問題なのでしょうか。歌詞や標題と直接に結び付くことのない
この第6交響曲のすばらしさは、この作品そのものでしか表現できません。つまり、聴かなきゃ絶対わからんということです。
交響曲第6番イ短調
個性溢れる1つ1つの音楽が皆好き勝手に動いているようであり、しかし、全体を見渡せばそれ自体が1つの音楽で予測不能・自由自在にその姿を変えているようでもある。
目の前に現れたかと思えば、別のものによって見えなくなってしまう。そうかと思えば再び現れる。いや、現れたのはさっきとは別のものかも知れない。よく判らない。とにかく次に現れるものを欲する。
突然群れと成り音楽が自分に襲い掛かってきたり、何か形を成す・頂点に達するかのように思えた次の瞬間、強烈な打撃
が放たれ音楽がパニック状態に陥ったりする。
私が大好きだということ以外、何も伝わっていない気もしますが...、こんな印象を持っています。やっぱり聴かなきゃわからんのです。
よく聴くマーラー交響曲第6番イ短調のCD
エッシェンバッハ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
ここでご紹介している中では一番新しい録音です。非常に洗練された演奏という印象です。
カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
重量感たっぷりの演奏です。
テンシュテット指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
一番荒々しさを感じる演奏です。
ブーレーズ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブーレーズの指揮は冷徹で洗練された演奏
という評価をよく聞きます。
金管楽器の迫力を楽しんで聴く他の録音が多いのに対して、この録音は弦の厚みを感じます。
鼻にかかったハスキーヴォイス (2007-01-27)
やっぱりいいなぁと休日・朝の定番Fired PrideのCDを相変わらず聴いています。結局私は、やや鼻にかかったハスキーヴォイスに弱いのでは?
と自己分析してみました。
ブラジリアン・ラブ・アフェア
ブラジリアン・ラブ・アフェアというユニットのCDは、学生時代に帰り途中の横浜、自由ヶ丘の中古CD屋さんをほぼ毎日巡回してかき集めました。計4枚のアルバムを出しているようですが、私が持っているのがほとんど輸入版ということもあり、このユニットの詳しい情報はまったくと言っていいほどありません。ただ、お店などで流れる有線ラジオで時々耳にするので、そこそこ知られているのかなぁと思っています。
唯一国内版CD「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー」の解説によると、ブラジリアン・ラブ・アフェアとは、ブラジル生まれイタリア育ちの歌手、Dilene Frraz(ディレーネ・フェラス、または、ヂレーニ・フェハス)とイタリア人プロデュース・チーム、ステファノ・バルツァン、ステファノ・コロンボズ・タッチから成るユニットだそうです。
ボサノヴァ調の軽めのポップスが中心で、私にとっては聞き慣れていないイタリア語やポルトガル語の発音や、英語圏の人とはちょっと違う英語の発音にエキゾチックさを感じます。
BoA
日本語の発音が不完全なのか、発声の仕方が独特なのか、あるいはその両方なのか、とにかくBoAの歌声は大好きです。特に曲の盛り上がりでシャウトっぽくなったときが堪りません。
初回限定版"MADE IN TWENTY(20)"にはプロモーションビデオクリップとライブが収録されたDVDが付いています。BoAのライブは知り合いから聴いた内容から、巨大ディスプレイを用いるなど、最新の映像・照明・舞台技術を駆使した前衛的なものをイメージしていたのですが、このDVDを見ると生バンドを中心としたものなんですね。
宇多田ヒカルのUnpluggedライブDVDを見たときもそう思いましたが、バンドらしさが感じられないのが寂しいです。リズムセクションについて特に思うのですが、スタジオ録音の打ち込み中心のアレンジをそのままドラムやパーカッションで無理矢理再現させたように聞こえます。birdのライブみたいにスタジオ録音とはまったく違う、バンドらしさが伝わるアレンジに代えればいいのに、と思います。
ただ、バラード系の曲、特に、ピアノとヴォーカルだけの「メリクリ」は感動しました。大きなホール、広いステージの真中で、小さくて華奢な身体全身を使って歌っている姿は印象的です。絵になる。スターなんだなぁと改めて思いました。